群馬県交通まちづくり戦略
新たな移動手段の導入に向けた検討ツール
郊外地域向け(タクシーの相乗り)/中山間地域向け(ボランティア運送)
群馬県県土整備部
お問い合わせ
検討ツールとは

群馬県では地域的な暮らしの足を確保するため、住民互助によるボランティア運送やタクシーの相乗りなど、既存の公共交通の概念にとらわれない新たな移動手段の導入を推進しています。

安中市細野地区では、平成30年度から令和元年度にかけて、地域住民と行政が何度も意見を交わしながら、地域に必要な移動手段とは何か、持続可能な移動手段とは何かを考えてきました。1年と少しの時間をかけて、移動手段の検討から実証実験の実施、本格運行に向けた検証というステップを踏んできました。

県ではこのような取組を支援するため、細野地区などで得られた知見を基に、取組の過程で必要となる資料の素案を検討ツールとしてホームページ上で公開します。閲覧しやすいようにPDFファイル、加工して各地域でも活用できるようにオリジナルファイルの両方を掲載しますので、お好きなファイルをダウンロードしてお使いください。

検討ツールは「郊外地域向け(タクシーの相乗り)」と「中山間地域向け(ボランティア運送)」の2種類があります。新たな移動手段の導入を図る地域の特性に合わせてご利用下さい。

検討ツール:郊外地域向け
(タクシーの相乗り)
検討ツール:中山間地域向け
(ボランティア運送)
検討ツール

県が公開している「新たな移動手段導入の手引き」に記載の基本ステップにしたがった構成となっています。ステップごとに詳細表示の展開ボタンがありますので、各詳細欄から該当する検討ツールを御確認ください。

1
取組を始める前の下準備

まずは地域に対して新たな移動手段導入の取組を呼びかけ、それに応じた地域を対象に勉強会を開催します。

【検討ツール:郊外地域向け】

勉強会

取組を始める前に勉強会という形で移動に関する地域の課題や困り事、行政の公共交通予算に関する情報などをお互いに共有し、地域で導入可能な移動手段について、地域と行政が一緒に勉強します。

2
運行プランを検討する

地域住民が参画して議論や検討をしながら取組を進めます。移動手段の形態や運行頻度等について検討を行い、実証実験の運行プランを作成します。

【検討ツール:郊外地域向け】

第1回検討会「望ましい移動手段を考えよう」

どこに出かけたいのかなどのニーズや、いくらまでなら運賃を支払えるかなどの条件を共有し、地域に適した移動手段の条件を整理します。


【検討ツール:郊外地域向け】

NPO法人等による細部検討

検討会は地域ニーズをくみ取り、意思決定を行う場として必要ですが、参加人数が多い中で運行プランをまとめるのは容易ではありません。そのため、「新たな移動手段」としてタクシーの相乗りが想定される地域では、運行の主体となるNPO法人等が細かな運行プランを作成します。


【検討ツール:郊外地域向け】

第2回検討会「運行プランを共有しよう」

運行プランが取りまとめられたら第2回検討会を開催し、プランの内容を住民と共有します。さらに、住民からプランに対する意見を聞き取り、運行プランの修正案反映を検討します。


【検討ツール:郊外地域向け】

事前アンケート

運行プランの案が出来たら、地域住民全体の意見を聴くためのアンケートを行い、検討会に参加できない人の意見や、利用意向を確認します。アンケートは実証実験を行う周知にもつながります。


【検討ツール:郊外地域向け】

第3回検討会「実証実験をはじめよう」

事前アンケート結果を踏まえた運行プランの修正案を地域内で共有するために検討会を開催します。

4
本格運行を開始する

実証実験の結果を検証し、課題の対応や運行プランの見直しを図った上で、本格導入を目指します。

【検討ツール:郊外地域向け】

事後アンケート

利用実績の集計と合わせて、利用者の外出機会の変化など、地域課題の改善状況について調査します。


【検討ツール:郊外地域向け】

協定締結

NPO法人などの運行主体となる組織と行政の間で協定を交わし、「新たな移動手段」についての役割を明確化します。

1
取組を始める前の下準備

まずは地域に対して新たな移動手段導入の取組を呼びかけ、それに応じた地域を対象に勉強会を開催します。地域からの応答がない場合には、積極的に活動されている民生委員などの地域のキーパーソンにインタビュー調査を行い、地域特有の注意点を把握し、取組の機運を高めるための協力を依頼します。

【検討ツール:中山間地域向け】

キーパーソンインタビュー

キーパーソンインタビューは、呼びかけに対して地域からの応答がなかった場合に行います。民生委員などの地域に精通した人物と直接面会し、地域住民の外出状況や地域の移動の問題点などの「概略」を把握します。


【検討ツール:中山間地域向け】

勉強会

取組を始める前に勉強会という形で移動に関する地域の課題や困り事、行政の公共交通予算に関する情報などをお互いに共有し、地域で導入可能な移動手段について、地域と行政が一緒に勉強します。

2
運行プランを検討する

地域住民が参画して議論や検討をしながら取組を進めます。移動手段の形態や運行頻度等について検討を行い、実証実験の運行プランを作成します。

【検討ツール:中山間地域向け】

第1回検討会「望ましい移動手段を考えよう」

どこに出かけたいのかなどのニーズや、いくらまでなら運賃を支払えるかなどの条件を共有し、地域に適した移動手段の条件を整理します。


【検討ツール:中山間地域向け】

ワーキンググループによる細部検討

検討会は地域ニーズをくみ取り、意思決定を行う場として必要ですが、参加人数が多い中で運行プランをまとめるのは容易ではありません。そのため、「新たな移動手段」としてボランティア運送が想定される地域では、住民の代表者による下部組織(ワーキンググループ)を作り、細かな運行プランを作成します。


【検討ツール:中山間地域向け】

第2回検討会「運行プランを共有しよう」

運行プランが取りまとめられたら第2回検討会を開催し、プランの内容を住民と共有します。さらに、住民からプランに対する意見を聞き取り、運行プランの修正案反映を検討します。


【検討ツール:中山間地域向け】

事前アンケート

運行プランの案が出来たら、地域住民全体の意見を聴くためのアンケートを行い、検討会に参加できない人の意見や、利用意向を確認します。アンケートは実証実験を行う周知にもつながります。ボランティア運送を予定している場合は、ボランティアへの協力意向も確認します。


【検討ツール:中山間地域向け】

ワーキンググループによる細部検討

第2回検討会での意見や事前アンケート結果を踏まえ、運行プランの修正を行います。


【検討ツール:中山間地域向け】

第3回検討会「実証実験をはじめよう」

事前アンケート結果を踏まえた運行プランの修正案を地域内で共有するために検討会を開催します。


【検討ツール:中山間地域向け】

運転ボランティア説明会

無償のボランティア運送を行う場合、義務ではありませんが安全を確保するため、ドライバーは国土交通大臣認定講習を受講することが望ましいでしょう。認定講習に先立ち、ドライバー候補の住民に受講の意義を説明し、日程を調整するための説明会を行います。

3
試しに運行してみる

作成した運行プランに基づいて新たな移動手段を実際に運行してみます。継続に必要な利用者数が集まるか、移動に関する困り事が解決できるかを確認します。

【検討ツール:中山間地域向け】

運行実務ツール

実証実験にあたり、予約表等の各種記録用紙やボランティアの実施手順書等、運行実務に必要な資料を準備します。

4
本格運行を開始する

実証実験の結果を検証し、課題の対応や運行プランの見直しを図った上で、本格導入を目指します。

【検討ツール:中山間地域向け】

事後アンケート

利用実績の集計と合わせて、利用者の外出機会の変化など、地域課題の改善状況について調査します。


【検討ツール:中山間地域向け】

協定締結

運行主体となる地域組織等と行政との間で協定を交わし、「新たな移動手段」についての役割を明確化します。

このページについてのお問い合わせ

県土整備部 交通政策課

〒371-8570 前橋市大手町1-1-1

電話:027-897-2869

FAX:027-223-9510

E-mail:

(迷惑メール対策のため、メールアドレスを画像化しております。)