群馬県では、これからの都市計画の方向性を示す都市計画区域マスタープランの改定に向け、この10年で群馬県の「まち」全体や身近な地域がどう変わったかをGoogle Earth©上で誰でも見える形で分析しており、今回途中経過を県HPで公表することとしました。 たくさんの県民のみなさんにHPにアクセスしていただき、ぐんまの「まち」の現状を知っていただくことで、今後のまちづくりの方向性を一緒に考えていきたいと思います。   
  このトップページでは現在「まち」の現状について特徴的な部分を画像を使ってご説明していますが、「統計データ」ページから各種データをダウンロードしてGoogle Earth©上に表示することで、皆様がお住まいの「まち」がどのように変化したか視覚的に確認することが出来るようになっています。
 群馬県の現状としては全体的には活力が維持されていますが、人口減少傾向にあり、同時に高齢化が進展しています。  一方で、「まち」は駅周辺等の中心部から郊外に広がりつづけており、中心部での空き地・空き屋も増加しています。

 「まち」が広がるということは、道路や水道など恒久的に維持し続けなければならない社会インフラも広がるということであり、今後の人口減少と併せて考えれば、将来的には今より少ない人数で、今より多くなった施設を維持しなければならなくなります。また公共交通が利用しづらい郊外に広がった「まち」では、子どもや運転免許を返納した高齢者は徒歩や自転車で外出出来る場所がなくなるなど、日常生活に不便を強いられるようになることが懸念されます。

 このまま現状を放置した場合、高齢者の住みにくい、インフラ維持コストを多額に必要とするなど県民に多大な負担が生じる『望ましくない』県土が形成されることが懸念されます。

まちの現状を3D画像で視覚的に閲覧ができます。

このサイトにある統計データをダウンロードして、 無料のGoogle Earth©をご利用ください。
下記の項目にあるような立体画像を閲覧できます。

1「まち」中心部での人口減少の進行

総人口が減少するなかで、特に、市街化区域用途地域及び駅周辺など公共交通の利便性が高く本来「まちのまとまり」を形成すべき地域で人口減少傾向がより大きい。

2止まらない郊外部への「まち」の拡散

市街化区域用途地域の外側で依然として宅地化が進行している。また、本来市街化を抑制すべき市街化調整区域においても依然として広範囲にバラバラと新規建築が行われている。

3「まち」中心部での高齢化

山間部だけでなく、駅等を中心とした昔からにぎわっていた「まち」の中心部で高齢化が進んでおり、年齢構成が大きく偏っている。

4若い世代の郊外への移動

郊外部で新たに広がった「まち」は比較的高齢化率が低い。新築状況とあわせると、若い世代が地価が比較的安い郊外部に居住の場を求めていると考えられる。

5まち中心部での低・未利用地の発生

本来移動に便利なはずの駅周辺など都市中心部において新たな低・未利用地が発生している。 ※低・未利用地:空き地、空き家、工場跡地などの「未利用地」と、一時的に利用されている青空駐車場などの「低利用地」の総称。

このまま「まち」が広がり続けると・・・

  • 人口密度が一定水準以下になった場合、身近な商業等の生活サービス施設がなくなり生活が不便になることが想定されます。
  • 人口減少により、一人あたりの公共施設等を維持するための負担が増大する可能性。
  • 低密度に拡散した都市構造が継続し、さらに進行すると、公共交通が維持できなくなる可能性。
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    「読売新聞社」2010年3月5日掲載

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    「読売新聞社」2016年5月31日掲載

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    「読売新聞社」2012年8月8日掲載

「まちのまとまり」を維持・形成していくことが大切です。

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2018/11/1
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